多くの女性にダイエット経験があるかと思いますが、そういう私も4度の出産を経験しその度に産後ダイエットをしてきました。
ダイエットというと、食事制限や運動などをイメージされる方が多いと思いますが、成功させる秘訣を知らない方が意外と多いのも事実。
「ダイエット期間」としてイベントのように考えていると、せっかく体重が落ちてもその「ダイエット」というイベントが終わると、今まで通りの生活に戻ることで次はリバウンドがやってきます。
私も産後、授乳中はダイエットに向いている期間だからと、その期間中は赤ちゃんのことも考えながら栄養バランスを考えて食事をしていました。
ですが、授乳期間も終わり体重が出産前に戻ると、次は安心して好きな食事に変わっていき、気づけば産後の体重よりも増えている・・・
そういう私と同じような経験をされた方も多いかと思います。
『ダイエット』と一言に言っても痩せた後が肝心なので、私としては生活のルーティンに取り組みやすい内容でダイエットをすることをオススメします。
和食はダイエット期間に取り組みやすい!
これまでの食べ癖を変えて、ダイエットに成功した後も体重を維持する方法をお伝えしていきます。
現在の日本は食の欧米化が進み、肥満体国となってきています。
ですが、今海外セレブも注目している「和食」こそ、ダイエットに最適な食事療法と言えます。
ですが「和食」と言っても、お寿司や天ぷら、うどんなど好き勝手に食べていいという事ではないので、そこはご注意ください!
和食のダイエットのやり方は、一汁三菜の和食にすることです。
一汁三菜とは、ごはんと汁物に加えて、お魚やお肉といったメインを1品、さらに和え物や煮物などの副菜2品で構成した献立のことを言います。
ただ、和食の中で照り焼きやすき焼きのたれには、たくさんの砂糖が使われているので、調味料に何が使われているか注意が必要ですね!
和食の調味料でオススメのお酢
お酢に含まれる酢酸やクエン酸、アミノ酸はダイエットとの相性抜群!
血糖値の上昇を緩やかにし、血液をサラサラに。
オマケにお酢の抗菌作用で腸内の悪玉菌を減らす働きもあるので、便秘でお腹がぽっこりという方にもオススメです。
「出汁」に含まれるスゴい効能!
「うまみ」を出すためにお出汁を取るのですが、このうま味成分こそ「アミノ酸」です。
代表的なアミノ酸が
・グルタミン酸(昆布や野菜に含まれる)・・・満腹感が続き、味覚が向上
・イノシン酸(肉や魚に含まれる)・・・疲労回復、美白効果
・ヒスチジン(鰹節に含まれる)・・・脂肪燃焼、食欲抑制
・グアニル酸(干しきのこに含まれる)・・・コレステロール低下、生活習慣病予防
このようなお出汁を使った料理を日頃から食べることで、揚げ物や甘いお菓子を食べなくても満足感を感じやすくなるのでダイエットにぴったりです!
「発酵食品」もオススメ!
そして日本食を代表する納豆やお味噌、その他にもキムチやヨーグルトなどの「発酵食品」もオススメです!
発酵食品のダイエット効果として
①脂肪燃焼のサポート
②便秘の解消
③基礎代謝が上がる
④美肌効果
という、女性には嬉しい効果がこんなにあるので食べないという手はありません!
「和食ダイエット」成功の秘訣
①「薄味」にすること。
味が濃いと白いご飯がどんどん進み、もっと食べたくなります。
また塩分の濃いおかずばかり食べていると、体内に水分をため込み、むくみやすくなるのでダイエットに逆効果となります。
普段から「ムクミ」が気になる方は、まず薄味になれる事から始めてみるのもダイエット効果を継続させる方法と言えます。
②定食を心掛ける
前半に和食とは一汁三菜と言いましたが、和食屋さんにもよくある丼などの一品料理は避けましょう。
できるだけ品数を多く、ちょこちょこ食べることで満腹感も得られやすくなります!
③食べる順番も意識
和食を食べる際に、最初に汁物や野菜など副菜から食べるようにしましょう。
食物繊維を最初に食べることで満腹感も得られやすくなるので、特に早食いの方は意識して取り組んでください。
この「早食い」も太る原因の一つなので、一口食べてはお箸を置く、全て飲み込んでからお箸を持つというのもオススメです。
短期集中でストイックなダイエット法が向いていない方や、リバウンドを繰り返しやすい方も、この日本が誇る「和食」で健康美を手に入れる近道となります。
今やコンビニでもきんぴらごぼうや、ひじき煮、さんまの塩焼きまで販売されている時代です。
自炊で作るのが難しいという方でも、まずは自分の取入れやすい方法で試してみてはいかがでしょうか?
アイリスエステサロン
江州店スタッフ:松田