日焼け止めを見るとどの商品にも必ずついているSPFとPAの文字がありますよね。
実はこの文字の意味をちゃんと理解している人って案外少ないんです！
その説明をする前に・・・知っておくべき重要なポイントが
紫外線A波（UV－A）と紫外線B波（UV-B）です。
紫外線と言っても実は２種類の紫外線が私たちの肌に影響を及ぼします。
●紫外線B波（UV-B）
肌表面にダメージがあり、赤くなったり、ヒリヒリ感！が出てきます。
日焼けした～！っていう話をするときは大体がB波の影響が多い時です。
肌表面の細胞を傷つけて炎症を起こすので、皮膚がんやシミの原因に・・・だからこそ紫外線対策はとっても重要ですよね。
●紫外線A波（UV-A）
肌の奥の真皮層にダメージを与え、たるみや、シワの原因を作っています。
しかも、UV-Aは、UV-Bの20倍以上も地上に降り注いでいるそうです！
雲や窓ガラスも通り抜けやすいという性質があるので、くもりの日や、窓が多く日当たりが良い家は、外に出ていなくても実は・・肌は紫外線ダメージを受けているのです！！
家から出ないから～と安心していた皆様！気づかないうちにタルミやシワをどんどん増やしてしまっているかもしれません！！
そして、ここでようやく！ご説明しましょう。
SPFとは・・・紫外線B波を防ぐ効果が高いもの。
日本のSPF上限は50まで。
それ以上のものには「SPF50+」と表示されています。
PAとは・・・紫外線A波を防ぐ効果が高いもの。
「PA+」この「+」が4段階あり、+が多い方が効果は高くなります。
表示が高くなると肌への負担も大きいと言われてきました。
実際に、今も表示が高いものだと、とっても肌が乾燥しやすかったり
落とすのも大変で、肌への負担も多いものもあります。
紫外線から肌を守る為には表示が高いものを選びがちになりますが、生活シーンに合わせたレベルの日焼け止めや、ご自身の肌に合った日焼け止めを塗ること大切です。
ちなみに、一番大切なのは2～3時間おきの塗り直しです。
補足ですが、紫外線A波の量は1年中ほとんど変わらないそうですよ。
